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空を傷つける方法 08-01
500×750
Arches/Screen printing, Metal paint, acid
2008
空を傷つける方法 08-02
500×750
Arches/Screen printing, Metal paint, acid
2008
空を傷つける方法 08-03
500×750
Arches/Screen printing, Metal paint, acid
2008
空を傷つける方法 08-04
500×750
Arches/Screen printing, Metal paint, acid
2008
空を傷つける方法 08-05
500×750
Arches/Screen printing, Metal paint, acid
2008
空を傷つける方法 08-06
500×750
Arches/Screen printing, Metal paint, acid
2008
空を傷つける方法 08-07
500×750
Arches/Screen printing, Metal paint, acid
2008
空を傷つける方法 08-08
500×750
Arches/Screen printing, Metal paint, acid
2008
空を傷つける方法 08-09
500×750
Arches/Screen printing, Metal paint, acid
2008
空を傷つける方法 08-10
500×750
Arches/Screen printing, Metal paint, acid
2008
空を傷つける方法 08-11
195×208×37
FRP, Screen printing, Metal paint, acid
2008
空を傷つける方法 08-12
200×208×36
FRP, Screen printing, Metal paint, acid
2008
空を傷つける方法 08-13
208×197×36
FRP, Screen printing, Metal paint, acid
2008
空を傷つける方法 08-14
199×206×36
FRP, Screen printing, Metal paint, acid
2008
何故か武具に装飾が施されている。日本、中世ヨーロッパ、アフリカなど、どの地域にお いても機能だけを優先させたものではなく、工芸品のように当時の技術が惜しげもなく使われている。人間を傷つけるため、あるいはその身を守るために作られた武具に、その能力を向上するわけでもなく、性能に関係のない装飾はどうして施されたのだろうか。
過去の戦闘は、人対人の痛みや死、そして感情が伴うやりとりであった。戦場に向かう戦士への祈りや誇り、精神の鼓舞など様々な想いが込められたであろう武具は、現在の近代兵器にはない精神性が宿っていたはずである。銅や真鍮で作られた甲冑には植物のような模様が彫られている。その模様から成長したような植物のドローイングは実際に銅や真鍮を練り込んだ絵の具で描いてある。そして部分によって酸により緑青がふいている。
まだ戦いに個人の感情があった頃、精神の激突であった頃、儚く倒れた戦場のその場に残った甲冑からは新たに植物が成長を始める。
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